Gitのワークフローというと、git-flowやgithub flowが有名ですが、実はGitプロジェクト本家で使われているワークフローがGit付属のマニュアル gitworkflows(7) に記載されており、Gitとともに配布されています。
このワークフローはシンプルなルールで覚えやすく、かつ参加人数に対してスケーラブルで便利なのですが、日本語訳が存在しないからか、あまり話題に登ることが少ないように思います。そこで今回日本語に翻訳しました。(CopyrightはGit本体と同じです。)
なお、gitworkflows(7)が他のワークフローよりも優れている、というわけではありません。このマニュアルの冒頭にも書かれていますが、プロジェクトごとに最適なワークフローは異なるので、自分のプロジェクトに使えるエッセンスを抽出して応用するのが重要だと思います。
最後に、いくつか注意点があります。
- 記述内容は全くのGit初心者には向いていません。内容の理解が難しい場合、まっさらなリポジトリを用意してgitkなどのGUIでブランチ間の相互関係を見ながら試すと比較的簡単にわかるかもしれません。
# 気が向いたら補助的な解説をアップしていきいます。 - 2/4追記: gitworkflowsを採用する目的(利点)についての記事をアップしました
- 2/4追記: よくある誤解についての記事をアップしました
- merge がマニュアルの通りに動作しない場合、FF関連オプションをチェックしてください。
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