Gitのコマンドってわかりにくい、というかとっつきにくいものや、役割が複数あって覚えにくいものとか多い気がします。
でもGitが内部でデータ(コミットやツリー、ブロブ等いわゆるGitオブジェクト)をどのように扱っているかを理解すると、コマンドの役割や挙動の理解も進むのでは、と思ってスライドを作りました。
会社の有志が余暇に集まってやっている勉強会向けにつくったもので、400ページを超えてしまったのですが、パラパラマンガ風の図がページ数を増やしているだけで、内容的には基礎的なものです。
でも、これだけ覚えとけばGitの動きに戸惑わなくなるんじゃないかなー、というあたりを抑えたつもりです。
本来の勉強会のテーマは「GitHub実践入門」で、途中の基本のコマンドの章あたりで、補足としてインデックスの存在理由とか、ファストフォワード/そうじゃないときの動きとか、ホワイトボードで説明することがあったのですが、結構理解してもらうのが難しい場面がありました。
そんなときの説明に使える資料があったらなー、と思ったのが作成のきっかけです。同じようなニーズがあればぜひご利用ください。
利用される場合の注意点が2つあります
1. 分量について
この資料は結局、勉強会の番外編として時間をもらって資料全体の説明をやらせてもらいましたが、30分+45分でも終わらなかったので、全部説明しようとすると2時間くらいは必要かもしれません。(実際には面白そうなところを抜粋して説明しました)
2. 前提知識について
勉強会に来るメンバーはわりと技術好きなひとが多いのと、この勉強会(というか読書会)の前の課題本が「UNIXカーネルの設計」だったのもあって、UNIXに関する知識は解説なしで使ってます。また、メンバーは皆Gitは使ったことくらいはある勢だったので、本当の初心者にはちょっとつらい内容になってます。もし利用される場合は、そのあたりを適宜補足してもらえれば良いかなと思います。
図解gitworkflowsを読ませてもらい、こちらのドキュメントに辿り着きました。progit.pdfを見てもいまいち理解不足だったのが、この資料のおかげでGitの仕組みをすごく理解することができました。改めて御礼申し上げます。
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