最近知ったのですが、 git log では特定の関数の歴史だけを見ることができます(たぶんGit 1.8.4 以降)。
やり方は
git log -L :<regex>:<file>
これだけです。git showのように、コミットメッセージとともに、<file>中で最初に<regex>にマッチする関数に関してのみdiffを表示してくれます。diffは関数の途中で省略されず、全体を1ハンクに収めるかたちで、見やすく表示されます。
-L オプションは複数回指定可能です。
関数名は現在のHEADの<file>の内容の中でマッチするものを指定する必要があります。HEADの内容でマッチさえすれば、歴史をたどっていく途中で関数名が変わっても、コンテキストから推測して最後まで(初めてその関数を追加したコミットまで)追跡してくれるようです。
どの言語における関数にも対応しているかどうかは確認していませんが、-L には <start>,<end>:<file> という指定も可能で、前述の書式では指定が難しい場合にも細かく開始地点と終了地点を指定できます。(<start>, <end>にはファイル内の行数、正規表現、オフセットなどが使えます)
うーん便利。
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